2019年01月06日
リアルな汚しを考える〜天日干し編
最近インスタばかりで全くブログを書かなくなってしまいましたが、いくつかブログ用の備忘録がありましたので、のんびりツラツラ書いてこうかと思います。
今回は装備の汚しについて自分なりに考えてみました。
去年ぐらいNetflixでドキュメンタリーに嵌り、よく見るようになりました。
その中でNHKの「英国一家、日本を食べる」というアニメのドキュメンタリーは日本の食について、普段無意識に食しているモノの背景をわかりやすく描き、楽しく見させて頂きました。
その第5話の世界一硬い魚こと鰹節のエピソードは興味深いものがありました。
なんでも鰹節を作るには手作業がベースでカビ付けと落とし、天日の繰り返しで約半年を要すそうです。
それによって、あの風味豊かな鰹節が完成するそうです。
長くなりましたが、そのなんとなく見てたエピソードから着想を得て、今回の天日干し汚しとの流れになりました。
用意するものとして鹿沼土のみになります。これで中東の乾いた天候にさらされた汚しを再現したいと思います。
次にナイロン全体を芯まで汚すために水で溶いた鹿沼土にどっぷり漬け込みます。
漬け込み終わったら、日差しが強いところに天日干し致します。そして数日放置します。
放置した結果、ナイロンから鹿沼土が浮き出てきました。
ちょっとこのままでは汚さ過ぎるので、ブラシで落としてあげます。
そして完成です。写真では判別しにくいかもしれませんが、水で漬けたことにより、細かいとこまで汚しが行き渡ってるかと思います。
時間は要しますが、塗料いらずでリアルな汚しになったかと思います。
次回もまた違った形の汚しにチャレンジ致します。