2017年12月13日
TokyoComicCon2017②
前回のコミコンレポートの続きです。
いきなりバカでかいミレニアムファルコンになりますが、ここはホットトイズのコーナーになります。
最新作のスターウォーズを始め、ホットトイズの新製品を拝めることもあって、かなり混雑していました。
個人的にはバットモービルとデロリアンが馬鹿でかくてカッコよかったですね。
しかもデロリアンはライトアップ付きですので、ますます欲しくなりますね。
部屋のスペース的に厳しそうですが。
またスターウォーズ繋がりで、バンダイのプラモデルコーナー。
実際の映画で使用されたプロップの完全再現のためにかなりのディテールを追求したようです。
写真で撮ると、ホントに映画と遜色ありません。
これでしかも小難しい技術はいらず、サクサク組み上がってしまうそうです。
ニッパー1つあればいいそうです。
バンダイでスターウォーズって、どういう繋がりがあるんだろうかと思いましたが、ミレニアムファルコン号のプロップにバンダイの戦車模型(エンジングリル等)が流用されてたそうで、どうりでメカメカしくカッコいいガジェットだと思いました。 ※参照元 スター・ウォーズが100倍おもしろくなる「ミレニアム・ファルコンとハン・ソロの秘密』
CSのムービープラスはまさかのアサイラムコーナー。
アサイラムとは何なの?とTVスルーのおバカ映画を真面目に講釈していました。
アサイラムといえばサメ映画。
さっそく80%値引きされて、B級感を隠しきれなかったようです。
FOXチャンネルはウォーキングデッドのシュールなスタンディーで、何だかふざけてばっかりですね。
シーズン7以降、絶望的なストーリーばっかりなんですけどね。
東京マルイは自社製品のPRをかねて、映画に出てくる銃の紹介していました。
我々ミリオタとすればショップで見慣れた光景ですが、行き交う人、特に外国の方からはその精巧な出来から興味を惹かれてました。
またガスガンの試射コーナーは女性も含めて列をなし、大盛況をみせていました。
自分の子供時代なんかは銃というだけで拒否反応が凄まじい世間の空気でしたので、何だか感慨深いです。
お待ちかねの映画コーナー。
BTTFのデロリアンは映画に出てくる本物になります。
これは本当に貴重でバックインタイムというドキュメンタリーをみればわかりますが、雑な展示で野ざらし状態だったデロリアンを脚本家のボブ・ゲイルがユニバーサルに働きかけ、復活したデロリアンになります。
私もユニバーサルのスタジオ見学しましたが、トラムでみるデロリアンは想像したら寂しいものになりそうです。
ボブ・ゲイルが切れて、他の博物館に飾ってもらうというのも何だか頷けます。
私が見学したときはデロリアンは修復済みでばっちりガラス張りで守られていました。
コミコンのデロリアンはガラス張りで覆われてなく近くまで見られるので本当に貴重だと思いました。
コミコンの来場者のモラルがいいということでしょうか。
2に出てくる小物たち。
ホバーボードとナイキのシューズに関してはもう実現してますね。
BTTFの作り手がメイキングでいってましたが、当時のSFも暗いデストピアものが多く、どうせ作るならふざけたものにしようとして、夢のある作品になったそうです。
だから私も大人になった今でも尚好きで、
好きが高じて、ロケ地巡りしてました。
一個一個遠かったですが、どれも映画に出てくるヒルバレーそのもので感動しました。
特にこの道なんかは私にとって聖地なので、友人とアラン・シルベストリの音楽を流しながら、レンタカーでタイムマシン気分を味わってました。
多分何度いっても飽きないので、また行きたいです。
話が脱線しました。
続いては地味に感動、ジュラシックパークで使われた小道具たち。
ヘルメットはワールドでもオマージュで出てましたね。
チラシが細部まで良く出来ていて、日本語表記もしっかりしています。
ジュラシックパークは今でも地上波やる度にSNSで話題をさらってますが、私が当時映画館見たときもすごくて、あのTレックスのラストシーンは日本劇場で拍手喝采でした。
コップの水が揺れるシーンやラプトルの鼻息シーンは演出が素晴らしく、子供ながらホントに恐竜がいるかと思ってました。
続編は来年に公開だそうで、ワールドの世界観はそのまま。パーク内に残された恐竜を救うというお話になるそうです。
アトラクション満載なのでMX4Dで席揺れる映画館でみたら絶対面白さ倍増しそうです。
お次はターミネーターでユニバーサルスタジオと違い本物は細かく、迫力あります。
シュワちゃんのヘッドも1でちゃちいと思ってましたが、ちゃんとシュワちゃんの頭でした。
映画は微妙でしたが、TXの指は付け根の細かいところまでメカで良く出来てました。
こちらも続編が控え、リブートで3,4,クロニクル,ジェネシスはなかったことに。今までみてきたもんは何だったと言いたくなりますが、こちらはジェームズ・キャメロンプロデュース、デットプールの監督がメガホンを取るということで一応の期待はしたいです。リンダ・ハミルトンとシュワちゃんも出るそうなので。
グレムリン2でしかもキズモじゃないモホークというマニアックな展示。
若い女性が実態も知らず、かわいいと写真を撮ってました。
映画はジョー・ダンテの悪趣味満載でけっこうグロい映画ですけどね。
2のエンディングに至ってはバックスバニーがなぜか出てきて、エンドロール中にまだ観てんのっていわれます。
子供ながら本当にファミリー向けなのかカオスな映画でした。
この辺りの時代はセサミストリートや恐竜家族といったパペット、アニマトロニクス全盛期で今のCGで作ったものと違い、やたらキャラクターが生々しかったです。
後ろからのみるとコードがぶら下がり、作りは単純な気がしますが、これで目や口を動かすんだなと勉強になりました。
これもなんともマニアックなスターシップトルーパーズの映画で使われたプロップたち。
しかもブースが大きい。
当時ラジー賞で10部門もノミネートされた最低最悪映画なのに2017年の今、この扱いはすごいです。
映画は鬼才ポール・バーホーベンによる戦争SF映画で内容は監督が監督なのでエロとグロ満載です。
衣装はゴム感タップリでB級感ありますが、宇宙船は流石によく出来てました。
銃もよくみたらゴム。意外に映画でカットが繰り返しされると気付ないもんです。
映画トロピックサンダーでもセリフでゴムの銃ないのっていってましたので、けっこう幅広く、ゴムの銃は映画で使われてるそうです。
映画も最近になっていくと、わざわざ映画のために作ったのというクオリティで目を見張るものばかり。
こちらはリュック・ベッソンの最新作ヴァレリアンで使用されたプロップで、メカにしても生き物にしてもリアル過ぎて、息を呑みます。
もう完全にアートですね。
本国では評価が散々たるものになっていますが、私はフィフィス・エレメントの再来だと思って来年の春は必ず見に行きたいです。
こちらも超やばい、ハリウッドの特殊造形会社クールプロップスが出かけたエイリアンとプレデターで、迫力が半端ないです。
エイリアンのラテックスのような不思議な質感とプレデターの爬虫類のような皮膚は一体どういう風に作ったんだろうと、怖いですが、まじまじ観察してしまいます。
そしてこちらのブースではクリエイターのアキヒトさんによるクリーチャー造形の実演が見学できます。
この方はアキヒトさんで、この界隈では超有名な方です。TVチャンピオンの特殊メイク王を三連覇した後、渡米し、腕を買われ映画ハルクからハリウッドで活躍しています。
直近でいえば、関わってない大作はほとんどない気がします。
また作りながら、どんどんハリウッドの裏事情を話してくれるので興味深かったです。
使われる粘土は水粘土でディズニーが開発しているからクリエイターは頭が上がらない話など。
こちらのブースにずっと釘付けでした。
あと個人的に気になったブースをいくつか、
トランスフォーマー最後の騎士王で使用されたスクィークス。
ベスパだけに意外にでかい。そしてサビなどのウェザリングが半端なかったです。
ロッキー3のショーツはスターローンのサイン入り。せっかくのロッキーもヒョロヒョロのマネキンで台無し。近くにマダム・タッソーがブース出してるのにコラボ等方法なかったのではないでしょうか。
こちらはシンプソンズのマット・グレイニング風に似顔絵描いてくれるところ。
描いて欲しかったですが、こちらも列がすごかったです。
最後は物販の紹介で、フリマも含め、けっこう数多くのブースが出てました。
Tシャツを始め、本、DVD、雑貨、私の好きなものばかりで目移りしてしまいました。
私は迷った挙句、馬鹿でかいポップコーンなどの菓子皿を持つボバヘッドを血迷って買ってしまいました。
絶対的に部屋に邪魔ですが、私の映画コーナーにひっそり置いてます。
会場の熱気と、つい3000円という安さに釣られて買ってしまいました。
ということで、ここまで人の判断を鈍らせる程楽しかったいう長々したレポートでした。来年も必ず行きます。
映画好き、とりわけハリウッド映画好きな方なら必ずいった方がいいイベントだと思います。
〈次回〉
次回もイベントでギアフェスについてです。
行かれた方は4039氏も含めアップしているので出遅れました。
年内までに報告したいと思います。
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